DIARY 写メ日記の詳細
性的なことは、なぜタブー視されるのでしょうか?
セラピストという仕事を始めてから、このことをよく考えるようになりました。
いや、そんなの当たり前じゃん、と。
わざわざ理由を考えるまでもない。
答えは「性的行為だからだ」と断言する人もいるでしょう。
「赤いものはなんで赤いの?」という質問に、
「赤いから赤いんだよ」と答えるようなもの。
それはそれで、ひとつの割り切り方として筋は通る。
少しのモヤモヤは残して。
でも性的行為って、本来悪いことではないですよね。
多くの人が経験することで、多くの人が興味を持つこと。
だけど大っぴらに「性的行為が好きだ」と公言するのは、世間的にはあまりよろしくない。
不思議なので、理由を少し深掘りしてみます。
理由①:神聖なものだから
本来、性的なことは子作りに関わることです。
もっと言えば、命につながる行為です。
だからこそ、昔から性はとても特別なものとして扱われてきたのだと思います。
神聖なものは、むやみに触れてはいけない。
軽く扱ってはいけない。
人前で簡単に話すものではない。
そういう感覚が、どこか本能的にあるのかもしれません。
つまり、悪いからタブーなのではなく、むしろ大切で神聖なものだからタブー視される、という考え方です。
理由②:人は欲望を直視するのが苦手だから
性は、人間の本音を映してしまうものでもあります。
甘えたい。
求められたい。
受け入れられたい。
支配されたい。
支配したい。
めちゃくちゃに愛されたい。
普段は理性的に、社会的に、きちんと生きている人の中にも、そういう生々しい欲望はある。
でもそれが垣間見えると、とたんにその人が別の生き物のように見えてしまうことがある。
自分の中にある欲望も。
他人の中にある欲望も。
人は、そういうものを直視するのが苦手なのだと思います。
理由③:支配や搾取が入り込みやすいから
性は本来、親密さや快楽や愛情につながるものです。
でも同時に、暴力、強制、依存、上下関係、権力の乱用とも結びつきやすい。
だから社会は性に対して警戒し、タブー視します。
と、こんな感じでしょうか。
性は悪いことだからタブーなのではなく、あまりにも人間的だからタブーにされてきたのだと思います。
神聖さもある。
欲望もある。
危うさもある。
人には見せづらい本音もある。
だからこそ、隠したくなる。
だからこそ、遠ざけたくなる。
だからこそ、簡単には語れない。
でも本当に必要なのは、性から目を背けることではなく、丁寧に扱うことだと思います。
人が誰かを求めること。
触れたいと思うこと。
安心して身を預けたいと思うこと。
それは、とても自然で、とても人間らしいことです。
悪いことではありません。
タブー視されてるからこそ、性的欲求の受け皿は貴重ですよね。
僕は全部受け止めますよ。
安心してきてくださいね。
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