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「バイバイ」よりも「またね」
紬 2026.10.12
「バイバイ」よりも「またね」

言葉の細かいニュアンスって、面白いなと思います。

例えば、誰かとお別れするとき。

僕は昔から
「バイバイ」よりも「またね」が好きです。

たった3文字なんですけどね。

「またね」って言われると、
そこで二人の時間が完全に終わってしまわない感じがするんです。

今日はここまで。

一旦それぞれの日常に戻るけれど、
またどこかで会おうね。

そんな小さな約束が含まれているような気がして。

僕はその感じが好きです。

人と会った帰り道って、少し不思議ですよね。

さっきまで隣にいた人がいなくなって、
一人で電車に乗ったり、家まで歩いたり。

楽しい時間であればあるほど、
急に静かになる感じがちょっと寂しかったりする。

だからこそ僕は、別れ際って結構大切だと思っています。

会った瞬間にどう思ってもらえるかももちろん大事。

でもそれ以上に、

帰る瞬間に、どんな気持ちでいてもらえるか。

僕はそこを大切にしたいです。

「楽しかったな」

「なんか安心したな」

「もう少し一緒にいたかったな」

そして、

「また会いたいな」

そんな余韻を持って帰ってもらえたら嬉しい。

だから僕にとって「またね」は、
ただの別れの挨拶じゃないのかもしれません。

「今日はありがとう」と、
「次も会えたら嬉しい」が、

一緒になった言葉。

もちろん、本当に次があるかなんて分からない。

それでも別れ際くらいは、
終わりではなくて、その先を感じられる言葉を渡したい。

セラピストとして過ごす時間も同じです。

限られた時間だからこそ、
最後の一分まで大切にしたい。

ドアを閉めた瞬間に全部が終わるんじゃなくて、

帰り道にふと思い出したり、
次の日になっても少し余韻が残っていたり。

そしていつか、

「また会いたいな」

と思ってもらえたら、それが一番嬉しい。

だから僕はきっとこれからも、
大切な人との別れ際にはこう言うと思います。

「バイバイ」じゃなくて、「またね」。

その言葉の先に、
また二人の「次」がありますように。

またね☺️

紬

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