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価格と人間の心理
価格と人間の心理

エロエンターテイメント集団 / アーメン東京


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今回のテーマは【価格と人間の心理】です☆

*「安くすることは、優しさなのか」*

先日、価格と人間の心理について書かれた記事を読みました。

なかなか興味深い内容だったので、少し自分の仕事に置き換えて考えてみます。

記事の中で紹介されていたのは、同じ商品でも、伝えられた価格によって受け取る側の評価やパフォーマンスが変わるという研究。

つまり、まったく同じものを受け取っているはずなのに、値段が違うだけで、人の感じ方や結果に差が出ることがあるらしい。

もちろん、価格だけですべてが決まるわけではありません。

安ければ必ず効果が落ちる、という単純な話でもない。

ただ、人は商品そのものだけでなく、その商品に対して抱く期待や価値のイメージまで含めて、体験しているのかもしれません。

そう考えると、少し気になることがありました。

「最初だから、安くしておこう」

「お金に余裕がない人にも届けたいから、値段を下げよう」

こういう考え方です。

一見、優しい判断に見えますよね。

実際、僕もその気持ちは分かります。

まだ実績が少ないから、高い金額をいただくのは申し訳ない。

少しでも多くの人に体験してもらいたい。

そう考えること自体は、決して悪いことではないと思います。

ただ、安くすることが本当に相手のためになっているのか。

そこは一度、考えてみてもいい気がしました。

僕らの仕事は、時間と技術を提供する仕事です。

同じ180分でも、料金を下げれば、その時間に対して受け取れる金額は少なくなる。

もちろん、割引をきっかけに新しいお客様と出会えることもあるし、キャンペーンが悪いと言いたいわけではありません。

問題は、値下げをした分を、どうやって取り戻すのかということ。

単価を下げた分、予約の数を増やせばいい。

理屈としては分かります。

でも、サービス業には限界があります。

一日に使える時間は決まっている。

身体も、気力も、無限ではない。

予約が増えて忙しくなった結果、技術を磨く時間がなくなったり、一人ひとりのお客様に向き合う余裕がなくなったりしたら。

それは、本当に目指していた形なんでしょうか。

お客様に喜んでもらうために始めた値下げが、自分の余裕を奪い、提供できるものまで変えてしまう。

そんなことも起こり得ます。

値段を下げることは簡単でも、下げた分を取り戻すのは、思っているより難しいのかもしれません。

そして、もうひとつ。

一度ついた価格の印象は、なかなか変わりません。

例えば、普段は2万円のサービスを、特別に1万円で提供したとします。

最初は喜んでもらえるかもしれません。

でも、その価格が何度も続けば、いつの間にか1万円が自分の中の基準になっていく。

次に2万円へ戻した時、

「前は1万円だったのに」

と感じる人がいても不思議ではありません。

提供する内容が変わっていなくても、受け取る側の印象は変わる。

値段を決めるというのは、単純に数字を決めることではなく、お客様との間にどんな基準を作るのか、ということでもあるんでしょうね。

だから、価格を変えるなら、何を変えるのかも一緒に考えたい。

時間を短くするのか。

内容を限定するのか。

通常とは違うサービスとして設計するのか。

同じものを安くする以外にも、選択肢はあるはずです。

僕は、安いことそのものが悪いとは思いません。

手頃な価格だからこそ出会える人もいるし、価格を抑えたサービスが必要な場面もある。

大切なのは、何のためにその価格にするのか、自分で理解していることだと思います。

「お金に余裕がない人にも届けたい」

その気持ちがあるなら、なおさら考えたい。

自分が無理をし続けなければ成立しない価格ではないか。

提供する内容に見合っているか。

長く続けられる形になっているか。

優しさを理由に、自分の価値を必要以上に低く見積もっていないか。

相手を大切にすることと、自分を安売りすることは、同じではありません。

むしろ、長く安定して良いサービスを提供するためには、自分の仕事に適切な値段をつけることも必要なんだと思います。

この仕事をしていると、技術を磨くことや、お客様に喜んでもらうことに意識が向きがちです。

もちろん、それは大切なこと。

でも、どれだけ良いものを提供しようとしても、続けられなければ意味がない。

自分の時間を守ること。

技術を磨く余裕を残すこと。

一人ひとりのお客様に、きちんと向き合える状態でいること。

そういう部分まで含めて、仕事の質なんじゃないでしょうか。

安くすれば、手に取ってもらいやすくなることはある。

高ければ、必ず価値があるわけでもない。

結局は、値段と中身が釣り合っているか。

そして、その価格で受け取った人に、ちゃんと満足してもらえるか。

僕はそこを大事にしたい。

誰かに届けたいと思う気持ちは、これからも持っていたいと思います。

ただ、その気持ちを理由に、自分が提供しているものまで安く扱う必要はない。

自分の仕事に責任を持つことと、相手を思いやること。

その二つは、きっと両立できるはずです。

安くすることが優しさなのか。

それとも、適切な価値を適切な価格で届けることが優しさなのか。

答えは状況によって違うのかもしれません。

少なくとも僕は、値段を下げる前に、もう一度考えてみたい。

その選択は、本当に相手のためになっているのか。

そして、自分が大切にしている仕事を、これからも続けていける選択なのか。

そんなことを考えさせられる記事でした。


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