DIARY 写メ日記の詳細
僕が「声」について学び始めたのは、18歳の頃。
今からもう、9年ほど前になります。
きっかけは、本当に些細なことでした。
何気なく、僕が喋っている動画を友人に送った時。
その友人が、僕の声を褒めてくれたんです。
たったそれだけ。
でも、その一言がきっかけで、
「自分の声って、もしかしたらちゃんと磨いたら武器になるのかもしれない」
そう思いました。
そしてここから、僕の長い長い「声」との付き合いが始まります。
当時の僕は、今とは全然違いました。
もともと喉が弱くて、大きな声を出すことすら苦手。
滑舌も甘い。
出せる音の幅も狭い。
表現力だって、ほとんどない。
当然です。
何も鍛えていなかったんだから。
だから、とにかく練習しました。
一時期は、朝から晩までカラオケにこもるような生活を、1年ほど続けていました。
苦手な音を何度も何度も繰り返す。
力まず、喉に無理をさせず、大きな声を出す方法を探す。
同じ言葉でも、感情を変えて何度も喋る。
どうしたらもっと伝わるのか。
どうしたらもっと心地よく聞こえるのか。
どうしたら、自分の頭の中にあるものを「声」に乗せられるのか。
ひたすら試していました。
滑舌について調べている中で、歯も原因の一つになっていると分かった時には、すぐ歯医者に行って治療しました。
今振り返ると、
ちょっと狂っていたんじゃないかと思うくらい、声のことばかり考えていました。笑
それから約9年。
大げさではなく、
「声について考えなかった日は、一日もない」
と言い切れると思います。
そして、それは今も変わっていません。
むしろ知れば知るほど、
「もっとこうしたい」
「ここを変えたら、もっと良くなる」
「あの表現もできるようになりたい」
そんな欲がどんどん増えていきます。
たぶん、一生完成しないんでしょうね。
だから面白い。
僕は普段、自分のことを何でも「すごい」と言えるタイプではありません。
まだまだ足りないと思うところも、たくさんあります。
でも。
自分の価値ってなんだろう、と考えた時。
「声」だけは、胸を張れます。
才能だけで手に入れたものではありません。
18歳から今日まで、
何千、何万時間と向き合って、
失敗して、試して、また直して。
僕の人生の一部を使って育ててきたものだから。
だから僕は、この声には
「お金をいただく価値がある」
と、自信を持って言えます。
それくらい大切に育ててきた、僕の財産です。
毎日投稿している「紬声日記」も、
僕の声のほんの一部分に過ぎません。
甘い声も。
落ち着く声も。
少しドキッとする声も。
距離が近くなった時の、小さな声も。
文字や録音だけでは伝わらないものが、まだまだあります。
だからいつか、
イヤホン越しではなく。
あなたのすぐそばで、僕の声を聞いてほしい。
9年間育ててきた僕の声が、
あなたにはどう聞こえるのか。
それを知れたら、僕はすごく嬉しいです。
これからも声について考え続けます。
きっと明日も、
「もっと良くしたい」って悩んでいると思います。笑
それも含めて、僕の大切な財産です。
いつか直接、聞きに来てください。