DIARY 写メ日記の詳細
甘く撫でて、逃がさず導く
夏目 ハル
2025.07.29

はじめての人ほど、
どう触れられるか分からなくて、
緊張して、力が入ってしまうのは当たり前。
だから僕は、
まず服の上から、背中をゆっくり撫でる。
手の温度と、呼吸のタイミングを合わせながら、
少しずつ“受け入れられる空気”を整えていく。
安心の中で、
君の反応がふっと変わる瞬間がある。
息が漏れて、肌が熱くなって、
恥ずかしいくらい素直に、体が動く。
甘く撫でて、じわじわ追い詰める。
やさしいだけじゃない。
でも、無理やりじゃない。
そのあいだの“逃げ場のない気持ちよさ”を、
一緒に見つけていこう。