DIARY 写メ日記の詳細

きのうの日記で、香りは記憶を喚起する力が強いと書きました
特定の香りを嗅いだ際、その香りと関連する過去の記憶や感情が瞬時に呼びさまされる。この現象を「プルースト効果」と言います
世界一長い小説、プルーストの『失われた時を求めて』の冒頭、語り手がマドレーヌを口にした瞬間、幼少期の全記憶があざやかによみがえる……という描写に由来します
ことほどさように、香りの力というものは強力なので、女風セラピストとしても有効に使っていきたいものです
ですがもちろん、パートナーがいる女性に匂いを移してしまうわけにはいかないので、事前にカウンセリングシートなどでお伺いすることで対応していこうと考えております
ファッション狂いの自分は、香水をどちらかというと「コーディネートの一部」として、あるいは「自身を高揚させるため」に使ってきたのですが、今後は女性によろこばれる香りも模索していくつもりです
いまは、おもに以下の3つを、季節によって使いわけています
【春・夏】
レプリカ「When the Rain Stops」
名前のとおり、雨上がりのような、どこかわくわくする、清潔感のある香り
大人気の「Lazy Sunday Morning」同様、万人うけする香りだと思います
【秋】
ディプティック「フィロシコス」
イチジクの香りなので、好悪がわかれるかもしれません。「記憶」をテーマにしているだけあって、いつか経験した秋の日がゆっくり立ちのぼってくるような喚起力があります
香りひかえめの練り香水ももっているので、セラピとして使うならそちらがよさそうです
【秋・冬】
COMME des GARCONS「WONDERWOOD」
森の中を思わせる、神秘的で落ちついた香りです。コムデギャルソンの香水は個性的なものが多いですが、こちらは比較的受け入れられやすい香りだと思います
いまいちばん気に入っている香水です
次にほしい香水は、フレデリック・マル「ポートレイト オブ ア レディー」
「貴婦人の肖像」という名のとおり、上品な女性に合う香りですが、男性がつけても色っぽいと思います。この香りが似合う人間になりたいものです
ヘアミストもあるらしく、セラピ用として使いやすいそちらも気になりますが、実際つけてみないことには他の整髪料との相性がわからないので、二の足を踏んでしまいます
南米のフレグランスブランド「FUEGUIA 1833」も気になります。天然香料のみを使用し、つけるひとによって大きく香りが異なってくるという、こだわりの強いブランドです
香水NGの場合にそなえて、柔軟剤もいろいろ試していこうと思っています
これまではランドリンのクラシックフローラルを使っていたのですが、ありきたりかなあと思い、最近はレノア オードリュクスのビーズと併用しています
あとはボディクリームやハンドクリームあたりですかね
いまは実用性とコスパ重視でニベアの青缶を使っていますが、これらも自分に合う、香りのいいものを見つけたいです
おすすめがあったら、XのDMで教えていただけるとうれしいです