DIARY 写メ日記の詳細

男性って、もちろんそういうひとばかりではないですけど、とにかく多くの相手とヤリたがるじゃないですか
でも1回とか、せいぜい2~3回だけして、またべつの相手……って、じつはそんなにエロくないよなあとむかしから思っていて
同じ相手と何度も何度もして、それも、ただ惰性でするんじゃなく、一回一回探りながら、考えながら、反省しながら、深めていって、ある日いままでとはまったく次元の異なる領域にふたりで到達する……そっちのほうがよっぽどエロいと思うんですよね
おたがいが、おたがいによって、かたちを変えられていくあのかんじ
なので、エロへの探究心の異様なまでの強さのわりには、じつは風俗って数えるくらいしか行ったことなくて
それが、ちょうどコロナ騒ぎがはじまったころだったかな、なので、2020年3月とかそのくらい、たまたまある方の配信を見て
そのひとは、とある高級お風呂屋さんの伝説的ナンバー1で、彼女と会うには「160分15万5000円」という、とんでもない金額がかかるということでした
しかしなんと、その金額にもかかわらず、もう何年もずっと、予約がいっぱいだそうで
それを知って「体験してみたい」と思ったんですね。エロい気持ちも当然ありますが、なんていうのかな、「死ぬまでに一回、生でピラミッド見てみたい」とかに近いかんじというか
性行為に対する価値観とか、ヘタしたら人生観が変わるような体験が、できるかもしれないと思ったんですね
でも、予約はそう簡単にはとれません
もはや、受付すらしてないんですよ。本指名のお客さんで全枠埋まっちゃうから
新規客は、毎月の応募に名乗りをあげて、抽選で当たりをひかなければならない。たぶん毎回100人以上応募していたのだと思います。で、当たるのはたった2~3名
結果から言いますと、毎月欠かさず応募しつづけて、当たるまでちょうど3年かかりました
で、いきなり話がとびますけど、そのひとにこう言われたんです
「絶対、女性用風俗で働いたほうがいい」
最初はもちろん、リップサービスだろうと思ったのですが、やけに具体的に「女風」を何度も勧めてくるし、おせじならもっとべつの言い方するよなーとも思い「ひょっとしたら適性があるのかも」とそのときから意識するようになりました
具体的に根掘り葉掘り聞いたわけではないですが、話したかんじだとたぶん、肌の質感とかくちびると舌のやわらかさとか、そこらへんの「努力でどうにもできない」部分を評価されたのだと思います
それが2023年3月のこと
結局、ほんとうにはじめるまで、2年半もかかってしまいました
理由はまあいろいろあるんですが、そのうちの大きなひとつに「働くなら、痩せてからにしたい」という思いがありました
2023年3月の時点では66kgちょいで、そんなに太っていたわけじゃないんですが、なんか、気づいたら1年で10kg近く太ってました
そこから一念発起して、半年で15kgのダイエットに成功、以来、1年以上60kg前後をキープしつづけています
「もう65kg以上には、絶対になるまい」そう誓っているぼくですが、さかのぼること5年半まえ、人生で、わりとどん底だったとき、体重も過去最高の89.4kgをマークしていました
たぶん観測できなかっただけで、90kgをこえていたときもあったと思います
というわけで、次回はぼくがどうやって30kg以上の減量に成功したか、語ろうと思います
ではでは