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80点でいい、が一番難しい
紬 2026.10.13
80点でいい、が一番難しい

僕はかなりの完璧主義です。

何か新しいことを始めようとすると、

「もう少し調べてから」
「もう少し準備してから」
「せっかくやるなら、ちゃんとしたものにしたい」

と考えてしまう。

気づいたら、

「そこまで準備する必要ある?」

というところまで準備していたりします。笑

もちろん、それで助けられたこともたくさんあります。

事前に色々なことを想定していたから落ち着いて対応できたり、
細かいところまで考えていたから喜んでもらえたり。

だから、この性格自体を悪いものだとは思っていません。

むしろ僕の長所の一つでもあると思っています。

ただ、最近ようやく気づいたことがあります。

全部を100点にする必要はない。

当たり前のことなんですけど、
完璧主義の人間には、これが意外と難しい。笑

80点までできているものを、

90点、95点、100点……

と引き上げるために、ものすごい時間とエネルギーを使ってしまう。

でも、その残り20点って、
本当にそこまで大切なのかなと思うようになりました。

80点で十分なところは、80点でいい。

その代わり、

「ここだけは絶対に大切にしたい」

というところに、自分の時間や気持ちを使う。

手を抜くというより、
力の抜き方を覚える。

最近は、この感覚がすごく面白いです。

そしてこれって、人と過ごす時間にも少し似ている気がします。

例えば、

「何を話そう」
「どう振る舞おう」
「変に思われないかな」

って考えすぎてしまうと、

せっかく目の前にいる人との時間なのに、
自分の頭の中ばかり見てしまう。

僕自身も、

「セラピストとして完璧にしなきゃ」

と思いすぎたら、きっと同じだと思います。

完璧な言葉を選んで、
完璧なタイミングで距離を縮めて、
絶対に失敗しないように振る舞う。

……でも、それってなんだか人間っぽくないですよね。

少しくらい言葉に詰まったり、
くだらないことで笑ったり、
予定していなかった話で盛り上がったり。

そういう**「台本にない時間」**の方が、あとから思い出に残ったりする。

だから僕は、

準備できるところは、ちゃんと準備する。

清潔感だったり、
相手への配慮だったり、
安心してもらうために必要なことだったり。

そういう大切な部分には妥協しない。

でも、実際に二人で過ごす時間まで100点満点の正解を探そうとはしない。

そのとき目の前にいるあなたを見て、
その場で生まれたものを大切にしたいです。

完璧じゃなくていい。

むしろ、

少しくらい予定通りにいかない方が、二人だけの時間になるのかもしれない。

昔の僕なら、

「100点を取るにはどうすればいいか」

を考えていたと思います。

今は、

「どこに一番、自分の気持ちを使いたいか」

を考えるようになりました。

そして誰かと一緒にいるときは、

上手に振る舞うことよりも、
目の前にいるその人にちゃんと向き合うことに、

一番、力を使いたいです。

……とは言いつつ、

この写メ日記も何度か書き直してます。

完璧主義を卒業するには、
もう少し時間がかかりそうです。笑

紬

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