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Therapy=セラピ?
ニック
2026.10.13
前回、セラピーは「マイナスをゼロに戻すもの」、コーチングは「ゼロからプラスへ進むもの」と書きました。
でも、よく考えたら人間、日常的に結構マイナスに落ちますよね(笑)。
仕事で嫌なことがあったり、人間関係に疲れたり、なんとなく気分が晴れなかったり。
アメリカでは、そんな日常的なマイナスに対しても、セラピーを利用することが珍しくありません。
「セラピストに通っている」と友人や同僚に普通に話しますし、必ずしも深刻な精神疾患を抱えているわけではありません。
保険適用には医学的な必要性などの条件がありますが、自費ならもっと気軽です。
別に人生を変えたいわけでも、成長したいわけでもない。コーチングのように目標を設定したり、アドバイスされたりするのが鬱陶しいときだってあります。
ただ話を聞いてほしい。否定せずに受け止めてほしい。
ある意味、日本の女風業界における「セラピスト」という言葉にも通じる部分があると思います。もちろん心理療法とは専門性もサービス内容も違いますが、お金を払って、自分の感情を安心して受け止めてもらう時間を持つという点では似ています。
日本ではセラピーというと、何か深刻な問題を抱えた人が受けるものという印象がありますが、アメリカではもっと日常的な心のメンテナンスでもある。
考えてみれば、心だって毎日絶好調なわけではありません。
マイナスからゼロに戻すことは、特別な治療というより、案外日常的な営みなのかもしれません。