【TAKAHASHI】質問箱お答えログ No.17
Q.無断キャンセル問題をどう思いますか?どうすれば無くなると思いますか?
各店舗様の運営さんから、ちょっと怒られるかもしれない回答です。
無断キャンセル問題はある程度の周期で見聞きしますよね。
私も先日「無断キャンセル?」という事象に見舞われまして、来ない人を駅前で待ち続ける虚しさを知りました。結果的にこれは無断キャンセルではなかったのですが…。
さて、無断キャンセルとは事前にキャンセル連絡がないまま、当日のご予約時間をむかえてしまったり、待合せ場所にきてくれない、といった事象なので内訳をつくるならこのようなところでしょうか
①忘れてた/日時勘違い
②寝坊
③体調不良や身内のトラブルなど
④何らかの心境の変化によりバックレた
⑤悪質ないやがらせ
①〜③は悪意はないけれど、結果的にお店やセラピスト側からみたら、無断キャンセルということになってしまっているケースです。
問題なのは④と⑤ですね。無断キャンセルしている自覚もあるし、⑤なんてキャンセルするのがゴールでもなく、その後の迷惑・損害がゴールですから。
これがなぜ起きてしまうか。
誤解を恐れずに言えば
「それが出来てしまうシステムで予約の運用をしているから」が大きいところだと思います。
男性向けデリヘルでは、無断キャンセルの話をまったく聞かないわけではないですが、それほど多くない(特に悪質なものは)という印象です。
殆どのお店で本人と連絡できる手段「電話」の確認がなんらか入るもので、お店と一度も電話をせずに利用まで到達できるお店はそう多くないと思います。
WEB事前予約は初回利用では不可とか、電話をかけて会話しないと予約成立しないとか、事前予約しても当日予約時間の〇時間前に店に確認電話をいれる/もらう等しないとキャンセル扱いになるといったお店が多いと思います。
それでもやろうと思えばバックレたり、悪質ないたずらをすることは可能ですが、本人と繋がる電話番号を押さえられてるという事実があるので、その気になれば(怖いお兄さんが絡んだりして)電話番号から自分にたどり着いて(お金をかければ出来るらしい)追い込まれるかもしれない、といった強迫観念が一定のストッパー効果を持ってるのではないかと思います。
女風ではどうでしょうか?ご予約フォーム、メール、DMで予約が成立するお店が多いと思います。
電話番号欄が必須になってますが、それが繋がらない番号でもそのまま予約が通っていたりしないでしょうか?
バックレや悪質ないたずらが比較的簡単にできてしまう(ストッパーが効いていない)システムだから、実際に起こってしまうのだと思います。
悪質ないたずらの主が、売れっ子を妬む同店セラピストだとしたら?→お店の予約オペレーションを理解してるので、尚更やりやすい、なーんてことも邪推できます。
女風では女性オーナーのお店なども多く、背後に怖いお兄さんがいる?を想像させるのもなかなか難しいものがあります。
電話なしでも成立するシステムは、利用者が女性であることを考えて、より抵抗感や壁を薄める、かなり歩み寄った結果だと思いますが、今はそれがシステムと穴になっているのでは?という見方になります。
個人的には、たとえば初回のご予約の方には、一度電話連絡をさせていただいてからご予約成立という仕組みをとるとか、デポジットみたいに事前に一部または全部入金にするなどの手法をとってもいいと思います。
男性向けでは、ロングコースやお泊まりみたいな高額コースは本指名の場合のみという決まりがあるお店も少なくないです。
そのくらい損害の回避に努めてます。
「穴があるから突かれてるだと?そんなに女風ユーザーを信用できないのか」と言われてしまいそうですが、
予約フォームやセラピストさんのアカウントには、お客様あるいはお客様になりえる方以外からもアクセスできてしまいます。
実際にご予約いただいてお会いするまでは完全に信じてはいけないです。
これはビジネスです。機会損失、損害へのリスクヘッジは必要です。
リスクアセスメントをして、それでもユーザー様の意欲を削がぬよう、このシステムのままいくのであれば、万一無断キャンセルにあってしまったら、セラピストの交通費実費をお店が負担するとか、キャンセル料からセラピストへの報酬を一部補填するとか、なんらかのカバーがないと苦しいところです。
セラピストが悪いわけではなく、これはシステムの弱点なのですから。