DIARY 夏目 ハルの写メ日記
また会いたい」って言われるのが、やっぱりいちばん嬉しいです。 でもその理由が、“気持ちよかったから”じゃなくて、 “落ち着いた”“安心した”だったら、もっと嬉しい。 気持ちいい時間は誰でも作れるけど、 “信頼できる時間”は、簡単じゃないと思うから。 それを積み重ねていくのが、僕のスタイルです。
この仕事を始めたきっかけのひとつ。 昔、それなりに恋愛もして、 スキンシップもあって、普通に“いい関係”を築いてきたつもりでした。 でも、いつの間にかマンネリになったり、 気づけば距離ができて、レスになったりもして。 そのとき、ふと考えたんです。 「どうして人は“触れ合うこと”をやめてしまうんだろう?」って。 何が悪いわけでもないのに、 いつの間にか“感じ合うこと”が減っていく。 それが不思議で、悔しくて、気づけば本気で調べ始めていました。 どうしたら相手がもっと気持ちよくなれるのか。 心と身体...
休みの日は、朝ちょっとゆっくり起きて、 豆を挽いてコーヒー淹れて、音楽を流します。 それだけで、だいぶ気持ちが整うんです。 たまに気になる香水を探しに出かけたりもします。 施術のときって、空気や香りも全部が“演出”になるから。 自分の感覚をちゃんと整える時間は、大事にしてます。
施術中にふと「寝ちゃってました」って恥ずかしそうに言われると、 僕は心の中で“よかった”って思います。 それって、完全に力を抜いてくれた証拠だから。 僕自身、家では気を抜くとすぐ寝落ちするタイプなので、 そういう“素”の瞬間が見られると、なんだか親近感が湧くんです。 ちゃんと頑張ってる人が、安心して脱力できる時間。 それを作れる人でありたいと思ってます。
初めてお会いする方の中には、少し緊張されてる方も多いです。 でも、僕はその“緊張してる空気”がけっこう好きなんです。 なぜかというと、僕も実は少し人見知りだから。笑 最初はお互いに探り探りでいいと思ってます。 以前、最初は全然目を合わせてくれなかった方が、 帰る頃には「ハルさん、また話したいです」って笑ってくれたことがあって。 その瞬間、すごく嬉しかった。 時間をかけて距離が近づいていく感じが、僕は好きです。
施術の途中で、静かな時間が流れることがあります。 その沈黙が苦手な方もいるけど、僕はけっこう好きです。 何も話さなくても、呼吸のリズムとか、肌の温度で伝わるものがあるから。 言葉よりも先に“安心”が届く瞬間って、すごく心地いい。
最近、初めてお会いした方に「思ってたより、普通に話しやすかったです」って言われました。 たぶん“普通に”っていう言葉の中に、安心とか信頼とか、いろんな意味が詰まってる気がします。 特別な言葉よりも、そういう素直な一言が嬉しい。 気を張らずに過ごせる時間を、これからも作っていきたいです。
僕にとって、癒しのゴールは「リピートしてもらうこと」じゃありません。 “また明日も頑張れそう”って思ってもらえることの方が、ずっと嬉しい。 だから、施術の時間だけじゃなくて、その人の生活にも寄り添いたいと思っています。 この前、「ハルさんに会った次の日は、朝から元気なんです」って言ってもらって、 それを聞いた瞬間、心の中で「よし」って小さくガッツポーズしました。 一瞬の気持ちよさも大事だけど、 僕が届けたいのは“その後”の心の軽さ。 帰り道に少し笑えたり、 家に着いて深く眠れたり、 そんな小さな...
若い頃は「強くなりたい」と思っていました。 でも今は、「しなやかでありたい」と思うようになりました。 強さって、ぶつかるもの。 でも、しなやかさは、包むもの。 この仕事をしていると、 触れた瞬間にその人の“心の温度”が伝わってくるんです。 張りつめた気持ちも、優しさも、ちゃんと手のひらで感じる。 先日、少し緊張されていた方がいて、 「ハルさんの手、あったかいですね」って微笑まれた瞬間、 その表情がふっとやわらかくなって―― あぁ、こういう時間を大切にしたいなと思いました。 僕の手は、“力”よりも...
僕がこの仕事を始めたのは、 “癒されること”の大切さを、自分が知ってしまったから。 人って、誰かに触れられることで、 自分を許せる瞬間があるんですよね。 心の奥にある孤独って、 言葉では埋まらない。 でも、優しく触れられると―― それだけで、少しだけ「生きててよかったな」って思えることがある。 僕は、その“少し”のために働いています。 それが、夏目ハルという人間の根っこです。