DIARY 夏目 ハルの写メ日記
夜、飲み物を買いにコンビニへ行った。 レジに並んでいたら、前にいた女性が店員さんに「ありがとう」と言っていた。 本当に何気ない一言。 でもなんかいいなと思った。 忙しい時って、つい当たり前になってしまうから。 僕も仕事柄、人と接することが多い。だからこそ思う。優しい人って、特別なことをする人じゃない。 こういう誰も見ていない場面で自然に出る人なんだろうなって。 そういうものを見ると少し嬉しくなる。 そして自分もそうありたいと思う。 たぶん僕は、人の素敵なところを見つけるのが好きなんだと思う。
先日、お客様と話していた時のこと。 会話の途中で何度か「夏目さん」と名前を呼んでもらった。 別に特別なことじゃない。 普通の会話だった。 でも不思議と嬉しかった。 なんでだろうと思ったら、名前を呼ばれるって「ちゃんとそこにいる」と認識してもらえてる感覚があるんだよね。 仕事でもそう。 メールやチャットばかりだと、つい業務だけのやり取りになってしまう。 でも名前を呼ばれるだけで少し距離が近くなる。 逆に僕も、人の名前を覚えるのは結構好きだ。 名前って、その人そのものだから。 だから会話の中で自然と...
夜になると少し考え事が増える。 今日はちゃんと笑えていたかなとか。 誰かを傷つけていないかなとか。 そんなこと。 でも最近は、自分を責めすぎないようにもしている。 完璧じゃなくていい。 ちゃんと向き合おうとしているなら、それで十分。 そう思えるようになった。 昔より自分に優しくなれてるような気がする
また会いたいと思う人って、どんな人だろう。 面白い人?優しい人?もちろんそれもある。 でも僕は、自分らしくいられた人を思い出すことが多い。 頑張らなくていい。気を遣いすぎなくていい。そんな時間をくれる人。 たぶん僕も、そう思ってもらえる人でいたいと思う。
昔から、自分の得意なことがよく分からなかった。 仕事が特別できるわけでもないし、何か才能があるとも思っていなかった。 でも人と話していると、よく言われることがある。 「話しやすい」 それって昔は普通のことだと思っていた。 でも、どうやら当たり前じゃないらしい。 たぶん僕は、人の話を聞くのが好きなんだと思う。 その人がどんなことを考えているのか知るのが好き。 だから今の仕事も好きなんだろうな。
実は自分の手が少しコンプレックスだった。 大きいし、ふっくらしてるし、もっとシュッとしてたらいいのにって思ってた。 でも今は違う。 その手を好きだと言ってくれる人がいて、その手に安心すると言ってくれる人がいる。 自分が嫌だと思っていた部分が、誰かにとっては魅力になる。人って面白い。 だから最近は、自分の欠点も少し好きになってきた。
昔は人の悩みを聞くと、なんとかしてあげたくなっていた。 こうした方がいいんじゃないかとか、こう考えたら楽になるんじゃないかとか。 もちろん今でもそう思うことはある。 でも年齢を重ねて分かったことがある。 人って、誰かに変えてもらうものじゃないんだよね。 自分で気づいた時にしか、本当の意味では変われない。 だから最近は、答えを渡すより隣で話を聞くことの方が多くなった。 誰かに理解されるだけで少し楽になることってあるから。 僕自身もそういう経験がたくさんあった。 だから僕は、人を変える人じゃなくて、...
安心できる人ってどんな人だろう。 最近よく考える。 面白い人だったり、話題が豊富な人だったり、頼りになる人だったり。 もちろんそういう魅力も素敵だと思う。 でも僕が本当に安心するのは、自分を良く見せようとしない人かもしれない。 失敗した話を笑って話せたり、弱音を吐けたり、分からないことを分からないと言えたり。 完璧じゃない姿を見せられる人を見ると、不思議とこちらも肩の力が抜ける。 若い頃は、自分を大きく見せようとしていた時期もあった。 強く見られたい。 頼りになると思われたい。 そんな気持ちがど...
若い頃は、大人になれば何でも分かるようになると思っていた。 でも実際は全然違った。 今でも迷うし、失敗するし、答えなんて分からないことばかり。 ただ一つだけ変わったことがある。 分からないことを受け入れられるようになったこと。 昔は正解を探していたけど、今は目の前の人と向き合うことの方が大事だと思っている。 大人の魅力って完璧さじゃなくて、余白なのかもしれない。
昔より人を評価しなくなった。 すごいとか、すごくないとか。 正しいとか、間違っているとか。 そういう見方をするよりも、この人はこういう人なんだなと思うことが増えた。 人はみんな事情を抱えている。 だから簡単に決めつけられない。 そう思うようになってから、人と話すのがもっと好きになった。