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質問
 

Q.デートであまりスキンシップとかなく触れられないのは、私に魅力ないからですか?



「デート」のお相手は、一般のボーイフレンドまたは女風セラピストさんと考えられるパターンがありますが、ここでのお話では女風セラピストさんに限定して考えることにしましょう。

「スキンシップとか」というのは、たとえば手を繋いだり腕組みをしたりエスカレーターで腰あたりをぎゅっと抱いたり…みたいなことでしょうか。
すみません、私がデートのご用命をほぼ受けたことがないので発想が貧困です…。
それらをしてくれないのは質問者様に魅力がなかったからか?というとそれは違うと思います。
少しドライに思われるでしょうが、あえて誤解を恐れずに現実的なお話をします。
読む方によっては「は?ふざけんなよ」と思うかもしれませんが、きわめて現実的なお話です。

女風は言葉通り「風俗」です。
コンシェルジュサービスでも執事でもなく「風俗」です。
基本サービスに明記されていること以外は、明確にリクエストしないと実現しない、というのがひとまずの出発点だと思った方がいいです。

ここでは一緒にお出かけしてお話したりお茶したりご飯食べたり遊んだりすることが、「デート」の要件を満たしています。
そのデート中の距離感やスキンシップの多少についてはお客様によって求めるものが違うと思いますのでリクエストがベースになると思います。
無論、手を繋いでいいか、腕を組もうか、などセラピストさんから逐一確認があるとお客様満足度の点においては親切であったとは思います。
外では手繋ぎNGというお客様は当然いらっしゃいますので、セラピストの判断でやるのもある意味賭けですし、もしNG反応となった場合、お客様の中にも気まずさが出てしまいます。

口に出しにくいご要望をうまく引き出し、NGをNGと言わせる前に察することのできるセラピストさんが所謂「しごできピ」になります。
しごできピも、お客様の要望を口頭確認したりNGを返されたり、という経験を肥やしにして他との差別化を図るべく、執事レベルで先回りして要望を拾おうとするスタイルを確立します。
しかしこれはこのセラピストさんがその方向性で己を磨いた結果であって、これが全体の最低限度レベルではないです。

最低限度のレベルはいつでもHP等に記載された基本サービスを満たす要件です。(現実的には、その他の接客業と同様に、気分よく過ごしていただくために必要なお客様対応上の気配りもプラスされますので、今回のおデートの相手が少々気がつかない人すぎたのは否定しません)
ス〇バでカフェラテを頼む時、私はグランデのエスプレッソショット追加が好みですが、サイズもカスタマイズも明確にオーダーして初めて実現されます。
カスタマイズオーダーがなければ規定のものを提供するのみですし、サイズもこちらが言わないと、とりあえずショートだと思われるでしょう。

少し話が逸脱していきましたが、おデートの相手がデートに慣れている/慣れていないは別として、その方のニュートラルなデートスタイルが、質問者様の求めるスタイルに近いとは限りませんので、まずはいろいろリクエストする必要があります。
そうすると「〇〇様はこういうのを好む」と傾向の理解がすすみ、ギャップが埋まりやすくなるのだと思います。

繰り返しになりますが、風俗において、リクエストしていない規定外のご要望が叶わないことを悲しむのはそもそも少しズレてしまっています。
希望が叶わないのは魅力云々が原因ではなく、伝わってないから以外にないと思いますので、
まずは心の中で
「言わにゃわからんか?気のきかねーピだなぁおい!気の利くピに乗り換えるぞ!」
と一旦悪態をついてみて悲しみから抜け出してください。