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質問
 

Q.セラピストが性病検査で陽性になった場合、最近接触したお客には連絡してくれるものなんでしょうか?



このご質問については、何が正解なのか私の中でまとまりきらず回答に時間がかかってしまいました。申し訳ありません。

私見ではありますが、私はどう捉えているか、をお話ししたいと思います。
しかしこれは何をよしとするかというお話ではありません。

この世界は粘膜接触を伴う性格上、性病とは切っても切れない関係にあるのはご承知の通りだと思います。
幸いにして私は女風界に携わってから一度も検査陽性結果は出たことはありませんが、今後出ることもあるでしょう。
その時にどういうアクションをするか…というところまで考える前に、まずは「連絡」ということの風俗界の慣例に立ちかえってみます。

まず、男性向けの風俗では女風と比して圧倒的な利用者数ですので必然的にキャストの性病罹患の確率は圧倒的に高いと言えます。
確率論でいえば私は数百人と会ってますので、私に会った前後に陽性結果が出た人も絶対にいたと思うのですが、一度もお店から「キャストの〇〇が最近陽性反応がでました。念のため検査をおすすめします…」といった趣旨の連絡は受けたことがありません。

ですが、これについて私も疑問は抱いていません。
なぜならば「予約連絡時の折り返し、予約確認または利用者の瑕疵等によるトラブルを除き、店側から利用者への連絡は通常ありえない」からです。

この世界は風俗であること、お客様がどのようなライフスタイルを送っているかもわからないということから、店側から連絡するということは原則ないものです。
まずはこの状態をニュートラルな地点として考えます。

キャストが性病検査で何らか陽性結果が出たとしたら、店側がやることはキャストの出勤停止。
予約済のお客様へのキャンセル連絡(この時に性病というかどうかはわかりません)だと思います。
では、直近でご利用のお客様に連絡をするかどうか、というのはどうだろうか。
ここも判断がわかれるところだと思います。
(※注:ここからは私が思っていることというより、そういうことなんだろうという私の想像のお話です。運営目線だともう少し違うかもしれません)

男性用・女性用とわず、たとえばある風俗キャストが性病に感染して、前回の陰性報告から感染発覚までに3人のお客様にサービス提供したとしましょう。
何らかの形で感染報告をしてお客様に検査を促した結果、Bさんに陽性結果が出たとします。
ここまでであればお店もキャストも「ご迷惑をおかけします」というスタンスでいられるのですが、ここでBさんが「検査費用を負担して」「賠償しろ」というお話を出してしまうと、お店側は「キャストからうつされたことを証明できますか?あなたからキャストにうつったという可能性を否定するだけの証拠をください」と言わざるをえません。

仮に押し負けてBさんの検査費用負担をしたとします。
するとA,Cさんの分も検査費用負担しないと筋が通りません。
もしかしたらBさんからうつされたかもしれない、あるいはAさんからうつされ、Bさんにうつしてしまったかもしれないのに。
いずれも立証しようがありません。

このような二次的なトラブルに移行させない為に、まずお店から個別連絡しないというのが、よい/悪いは別として風俗業界のニュートラル地点だろうというのが私の(想像の域を出ない)捉え方です。
ちなみに男性用の風俗界では、どうしても「後ろに怖いオジサンがいるかもしれない」という先入観が抜けないので、利用者側からあまり過剰なプレスをかけられず、掲示板などで総合的に察して自分も検査や治療を受けるという流れが多いと思います。

くどいですが「(きっと)連絡しないだろう」をニュートラルとはするものの、実際にどうするかはまた判断がわかれます。

考えられるのはセラピストが
・陽性結果を公表してお客様に検査を促す
・個別に連絡して検査を促す
前者は一度そういうツイートを見たことがありました。
これは「ユーザーファーストのいい対応だね」と感じましたが、もしかするとそれがランカーさんや代表セラピストさんなど、有名なセラピストさんだったからでは?という気持ちも若干あります。
これが私レベルの名の轟いていないセラピから連発された場合は「あぶねー店だな」という印象になるかもしれません。
そして看板セラピストさんの対応に倣ってそれ以下のセラピストさんが同じ対応をしなければならない場合、どうなるか…を考えると、この対応も単純に「ユーザーファーストでいい対応だからウチもそうしよう」にしにくいポイントだと思います。

いずれにしても何らかの方法でお客様に伝達する場合は、お店の了承をえて「あくまで検査を促すまでとして、それ以上の対応はできない」というスタンスで公表または連絡をすると思います。
少なくともセラピストの独断では出来ない(お店の代表兼セラピストなら出来るでしょうが)ことなので、お店側と熟考して判断することになろうかと思います。

身も蓋もない言い方になるのですが、性的な接触を行う以上、性病リスクはゼロになりません。
外を出歩けば、風邪やインフルエンザをもらう可能性があって、それは誰が悪いわけでもないし、誰がうつしたのか状況証拠は並べられても結局立証できない。
罹っているのを知りながら接触することが唯一の悪。
みんなで気を付けるしかない。
性病も近いものがあります。
感染リスクがゼロにならないことを承知の上、みんなで早期発見・拡大防止を意識しながら少しでも安全に業界を動かしていく、という意識がベースにあると思います。

そして最後にご質問の「ある事情でお休みしています」という投稿から心配なさっているということで、これは
・性病検査で陽性結果がでた
・何かトラブルがあってお休み
・連絡がつかなくなった
などいろいろ考えられますが、お客様に直接関係があるのは性病の可能性だと思いますので、このケースに該当してしまった場合を想定して、検査を受けにいく予定を立ててくださいませ。
質問
 

Q.人見知りで初対面の男性に緊張しちゃうけど、どうしたら良いでしょうか?



私も人見知りタイプで、特に初めてお会いする異性にはとても緊張します。
なんていうか異性として値踏みされる感覚(錯覚)と、懸命に喋って印象良くしようというアティテュードを見透かされてるような錯覚もあって、どんどんつまんないトークになっていく焦りとか、想像するだけで冷や汗かきます笑
ここはセラピストとしては、職業的に「人見知りとか言ってる場合じゃない」がありますので、それどころじゃないのが実情です。

では風俗を利用する側の立場の時はどうか?

私がデリ〇ルを呼ぶとしたら、緊張をすっ飛ばして前に進むために、自分の中のパターンというか型をもちます。

女性が部屋に入ってきたら
T「どうぞどうぞ。好きなとこ座って好きなとこに荷物おいて、ラクーにしてください。」
嬢「は、はい」
T「ま、オレの部屋じゃねーけど」
嬢「笑」
みたいなのをお決まりパターンとしておくとか
即尺(部屋に着くなりおフ〇ラが始まるプレイ)オプションをつけて、緊張も何もかもすっとばしてとりあえずプレイが始まって緊張で何していいかわからない状態を強制終了する とかです。

人見知りで緊張する場合は、サービス提供者側に身を委ねてとにかく前に進行させるひと工夫をオススメします。

緊張して後手後手のトーク、なかなか『シャワーに…』が言えない空気を強制終了してしまうのが得策です。
本当はセラピストがそんなことも配慮して前に進めることが求められますが、セラピスト側も女性の緊張状態を察知して、どうにかほぐそうとトーク展開するでしょうから、本当は早く性感を受けたいのに、トークの尺が伸びてしまいます。

たとえば事前にdmやご予約時の備考に「緊張するので部屋に入ったらすぐにハグしてください」と言っておけば一気に空気を変えられます。
書くのも緊張するでしょうが、初めて会う異性に直接言うより遥かにハードル低いです。

これはある意味で「慣れ」です。徐々にこの緊張も楽しめるようになるでしょうし、慣れてくれば自分より緊張してるセラピストを見て楽しむ余裕すら出てくると思います。

ちなみに緊張による変な汗、ここまでも愛でるのがセラピストです。
緊張による変な汗を、快楽に伴う甘い蜜に変えることこそが至高です。
変な汗そのものは、恥ずべきことではなく、飽くなき快楽の求道の行きがけの駄賃です。
誇りをもって汗だくになってください。